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不用品回収の疑問
陽魂。幼い少女の霊。うたかた荘の住人。本名、「木備野安曇(きびの あずみ)」。8月8日生まれのAB型。
母親と歩いていた時に車に轢かれ、そのまま死亡した。小さな怪獣と言われるほど元気がいい。一番の子守役は明神。絵本が好き。落書きも得意。
一切の戦闘能力を持たず、幼い為にFX
が戦いに趣く時はお留守番をする事になる。
ガク
陽魂。青年の霊。本名、「犬塚我区(いぬづか がく)」。10月11日生まれのB型。通称「Mr.ガラスのハート」。
普段はいろいろな所を放浪していて、うたかた荘にはたまに訪れる程度だったが、姫乃に一目惚れしてからはうたかた荘に定住するようになる。その恋心の為、また性格的にも合わないため明神を異常に敵視し、喧嘩をする事もしばしば(これを止めるのは姫乃の役目)。姫乃にも初めのうちは恐がられていたが、現在では「ガクリン」という愛称で呼んでもらえるようになった。
あだ名の通り繊細でナイーブな反面、感情の起伏が非常に激しく、一度キレると手がつけられない。ときには陰魄にも近くなる(本人曰く「テンションが上がる」「スイッチが入る」)。
ピコピコハンマーを持ち歩いていて、これを感情に伴って金槌など様々な形態に変化させる。このハンマーはガク自身の破壊衝動の現れであり、特に感情が高ぶった時(非常に強い負の感情を持って FX
に近くなった状態のとき)には大きな木槌や弾丸に変化させる。戦闘能力はうたかた荘メンバーの中で明神に次いで高い。また、意外に頭の回転が速く、鋭い洞察力による頭脳戦を得意としている。決め台詞は、「愛の障害排除完了!」。
コモンとの戦いの中焔狐を食べた事で力を吸収。炎を自在に操れるようになり更に戦闘能力が高まった。
惚れやすいと思われる性格だが、自分が愛情を注げられる相手を求めているというのが実情。それ故自分が愛情を捧げる相手、自分を慕ってくる相手が傷付けられた時は、普段の数倍はブチ切れる。フェミニストのようにも思われがちであるが、怒った時は敵が女であろうと容赦する姿勢は見せない。まさに「死せども愛に活きる男」。
生前は裕福な家の生まれだった。元来秀才であったが(得意科目は数学) 、上記の精神構造が災いしてかみるみる落第。学生時代の日課は女子への嫌がらせに近い告白の嵐。さらには地理の先生の説教に1分で逆ギレして暴れ出した「ピコピコハンマー乱闘籠城事件」をはじめ、数々の伝説を打ち立てている。
浪人生の時にツキタケと出会うが、「雉ノ葉月武誘拐事件」に巻き込まれて消息を断つ。ツキタケを守るために戦い、それがかなわず力尽きたのだとすれば、その時の彼の無念と怒りは計り知れない。ガクが死して陰魄に近い存在となったのも無理のないことと言えるだろう。
事件の黒幕と、その協力者であり悲劇の舞台となった団地の人間全てを葬ることを胸に秘めており、その強い負の感情を十味から危惧されている。
ツキタケ
陽魂。少年の霊。本名、「くりっく365
」。6月6日生まれのA型。
ガクの弟分で常にガクと行動をともにしており、現在はガクとともにうたかた荘の住人。生前はかなりの富豪(成金)の生まれで、そのせいで不良にタカられていたところをガクに救われたのが出会いだった。
性格は強気で意地っ張り。元々、家の事で周囲から苛められていたので、あまり他者と交わろうとはしなかったが、バオ戦を通じてエージと友情を確立する。作中では描かれていないがマフラーをエージに被せて遊んだりもしていた。そしてエージ同様、湟神澪の胸に興味がある様子。
戦闘はできるが直接攻撃するような術は持っておらず、基本的にエージとコンビで戦い、攻撃の殆どはエージに任せて援護する立場に当たる。本人曰く「ハートが全て、それが折れたら終わり」らしい。
一人称は「オイラ」。ガクを「アニキ」と慕い、明神を「ダンナ」、姫乃を「ねーちゃん」、そして澪を「アネゴ」と呼ぶ。
生前、ガクの家から帰宅途中、覆面の男達に襲撃され連れ去られる。同行していたガクも瀕死の重傷を負いながらも追跡したが、ある団地に入ったところですべての足取りが途絶え、被害者も犯人も全員が行方不明となってしまった。これが警察もお手上げの「雉ノ葉月武誘拐事件」である。
ツキタケとガクが命を落とし、霊となったこの事件の裏には、ツキタケの付き人であり兄のような存在であった轟が深く関与している。
陽魂。ネズミやモグラ等、小動物の魂の集合体『仙陽(陽仙?)(せんよう)』の一種。明神達が住む町の地下に棲んでいる。まん丸の体とブタのような鼻が特徴。長老のジジ以外は個別の名前を持たない。
ジジを筆頭に40匹いたが、人間願望(アニマ)に襲われて6匹になってしまい、案内屋に助けを求めた。使いに出されたうちの1匹が、勘違いから明神でなく姫乃とエージを地下に引き込んでしまったことから、「地下人間願望(アニマ)編」のストーリーが幕を開ける。
コモンに追い詰められ、さらに2匹の仲間を失うが、うたかた荘メンバーの活躍によって最終的にはジジ・チコゾー・チーコ(チコミ?)・チコちゃん(最初にヒメノを連れてきてしまったうっかり者)の4匹が生き残る。
チコゾーとチーコはパラノイドサーカス戦時もうたかた荘に滞在(巻き添えで軟禁状態)。その後、再びジジたちと合流し、パラノイドからの逃走作戦でサポート役を果たした。
他の魂を吸収して力を付けていくタイプの人間霊。本来の顔を隠し、代わりにコモンの顔を模倣した顔を持っている。かつて明神・冬悟師弟と戦い、先代明神を殺害。その魂を奪った。
死後、醜い陰魄になり、古い集落でうずくまっていたところにコモンが現れ、彼についていく。当時は自意識も弱く、コモンに言われるがままに陽魂を狩っていた。やがて力と知恵をつけ、コモンより強くなったと思い襲撃するが敗北、逃亡の後にキヌマと出会う。明神師弟と対決するのは更にこの後、独立してからの事である。
「明神が生きている」という噂を聞きつけてうたかた荘を来訪、現明神やうたかた荘メンバーを苦しめるが、最後は成長した現明神に敗れた。ほどなく、キヌマが魂を集めて上半身のみ復活させるも、アニマのグループに加わっていたコモンと再会。彼によってその場で粉々にされ、消滅する。
基本的には弱者をいたぶり自らの力を増すことに酔う悪党だが、変遷を続ける自らの正体や陰魄の在り方について考察し弁論を振るう、妙に哲学的な面も持っていた。コモンの顔を模倣していたのも、「憎んでいるくせに憧れる」という複雑な思いからのものだったようだ。
流仙蟲(ルセンチュウ)
動物の怨みや憎しみの情念が集まり形を成した霊の一種。イルカのような金魚のような不気味な姿をしている。人間の魂を食う霊としてほぼ退治されていたが、封印だけされて放置された一匹が幼い頃の姫乃と出会い、取り憑いていた。
森で迷った姫乃に帰り道を教える代わりに、外国為替証拠金取引
が解けた10年後に魂をもらいに行くと一方的に持ちかける。自由になり、姫乃を追って東京に現れるが明神に阻まれ、最後は『剄櫻』で倒された。
完全に余談だが、姫乃らと共にかの「こち亀」に出演した事もある。
カンテラ法師
自分より力の弱い霊魂を狩り、己の力(カンテラの灯り)として取り込む陰魄。その名の通り手に持ったカンテラから炎を放ったり、そのまま殴ったりして攻撃する。性格は非常に執念深く邪悪で、卑屈。
樹海に住んでおり、通りがかったエージに因縁をつけた。反撃され手傷を負った事に腹を立て、エージや姫乃を襲うが、投資信託
の『ゴーストバスター・ストライク』と明神の『剄蘭』の連携で撃退、消滅させられる。
アズミの母
死者。アズミとともに資産運用
した。離れ離れになったアズミを探し回るうち、娘を求める気持ちが強すぎて陰魄になりかける。その思いの現れとして、背中から巨大な腕が生えている。
銭湯の煙突に居座っていたところで明神らと接触、アズミとも再会を果たす。意識が暴走していたが明神の『剄楓』で陰魄としての部分=背中の腕を切りとられ、自我を取り戻したが、これにより現世に留まる強い力を失う。幼いまま命を落とした娘にもっと世界を見てほしかった、遊んでほしかったと願い、アズミを明神に託して一人成仏する。
ノミ&カンナ(陰鬼)(オンキ)
林の中の廃寺に棲みついていた二匹組の陰魄。浮かれ騒ぐ小鬼の類だが、場に澱んだ邪気を集めて巨大な鐘状の陰魄『カナゴモリ』を作り上げ、人間を襲っていた。
その事件の調査を十味に依頼された明神と、犯人ではないかとの疑いを(主に姫乃に対して)晴らそうとしたガクと戦う。明神にカナゴモリを倒され、自分たちもガクの一閃で二匹まとめて消え失せた。
名前の由来は、大工で使う道具から来ている。