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不用品回収のエリア
鳥籠のような物に乗った、巨大な僧形の霊。顔全体を隠す頭巾を被っている。人間願望(アニマ)との戦いの直後、姫乃を母・雪乃の元へ連れて行こうと現れた。
口調や雰囲気からしてかなり位の高い霊のようだが、戦闘には手を下さず、姫乃たちに実力行使もしない。ただし、コモンの放った大量の焔狐をより強大な炎の中に吸収してみせるなど、戦闘力自体はけして低くない。
実はその正体は、元案内屋・壊神。どうして陰魄となり、案内屋の敵に回ったのかは明かされていない。ただ、その言葉の端々から人間(生者)に対する怨念めいた怒りが感じられる。
外国為替
、とくにキヨイの能力を利用して人間世界を滅ぼそうとしていたが、決戦後、雪乃は奪還されパラノイドサーカスはうたかた荘と和解している。裏切り者であり、真の黒幕であった彼がいかなる結末を迎えたのかは、誰にも分からない。
似通った名前と能力を持つ、カンテラ法師との関係は不明。
活岩の獅子(かつがんのしし)
パラノイドサーカスになるはずだった幼い陰魄。雪乃に手なづけられ、異天空間(トバリ)を発動、雪乃を幽閉する。
戦いの後の冬吾のパーティーを祝いに、大きくなって再登場する。言葉はしゃべれない。
人間願望(アニマ)
コモン
元パラノイドサーカスのメンバーであり、地下水道に棲む人間願望(アニマ)のリーダー格。妖である『焔狐(ほむらぎつね)』の霊。外見は青年だが、狐の耳と尻尾を持つ。あまり気は長くなく、冷徹且つ残忍な性格の持ち主。かつてハセを「暇潰しに育てて」いた。
キヌマたちのグループに加わったのは最近だが、グループの中で最強を誇り、キヌマに「獣の中の異端」と言わしめるほどの力を持っている。地下に迷い込んだ姫乃を狙う「狩り」をキヌマたちに提案した。
地下水道の戦いで明神以下、うたかた荘メンバーを相手に圧倒的な力を見せつける。しかし、うたかた荘と地蟲の団結、極限状態からの明神の成長によって逆転され、とどめには子分であった焔狐たちの反逆に遭い、ついに明神の必殺技『剄花繚乱 闇螢』で消滅させられた。
パラノイドサーカスを離脱したのも、持ち前の強い野心のためだったらしい。度を越して自己中心的な性格がすべての命取りだったともいえる。
名前は漢字で「狐門」と書く。
キヌマ
人間願望(アニマ)。亀の霊であるが、老人の姿をしており甲羅を持つ。性格も老獪で、長いものには巻かれるタイプ。ホルトには「世渡り上手」と評されたが、常に腹に一物持ってもいる。
魂の再構築師と呼ばれる一種の技術者であり、ほとんどばらばらで自己再生が不可能になった状態からでも魂を修復できるようだ。明神に倒されたハセを修復したことからその技術力が伺え、また消える直前のミズチのせりふからすると消滅寸前だったミズチも彼の手に掛かれば元通りに修復できる可能性があったと推測できる。
地下水道の戦いで明神に敗れるも、明神の前では消えず、他の場所で果てたと思われる。
元は沼に棲む古老の亀であり、名前はそれを由来として「亀沼」と書く。
ホルト
人間願望(アニマ)。鳥の霊であるが、鳥頭の人間の姿をしている。プライドが高く、自分より強いコモンを常に意識していた。「ホハッ」「ホハハハ」と独特の奇声や笑い声を上げる。
ガクと戦うが、彼の新技『900mmラブ・パラベラム』の前に敗れ、完全に消滅させられた。
本人曰く名前は「FX
の地で鳥の神と崇められる者の名」、つまりエジプト神話の隼の神・ホルス神からとられているという。
バオ
人間願望(アニマ)。動物園で飼育されていた一頭きりの象の霊であり、容姿は二足歩行の象。力だけで頭はない。ホルトに率いられていることが多かったが、彼の言葉をアニマとして存在する指標にしており、意外にいいコンビだったようだ。
エージ・ツキタケコンビと対決、合体技『ゴーストカットスライサー』で真っ二つにされるが、その場で消滅はせず、強い負の感情でかろうじて再生、動き回れる程度の力を取り戻す。コモンを倒した明神たちが地下を脱出後、彼もまた地上へ出て姫乃を追う。だが、偶然聞いた姫乃たちの言葉をきっかけとして、未練を残すことなく消滅するに至る。本来の姿に戻り、成仏したといっていいほど安らかな最期だった。もっとも人から遠かったがゆえに、人間願望(アニマ)として救いを得ることができたと言えるだろう。
名前は自身の「バオ」という鳴き声から、ホルトにつけられたもの。生前、動物園で飼われていた頃は「パオパオ」という名前だった。
パラノイドサーカス
キヨイ
人間を呪い殺す力を持ち、悪魔とも呼ばれる多角の山羊の妖、『呪殺のバフォメット』の人間願望(アニマ)。
パラノイドサーカスのリーダー的存在。先代明神も畏怖するほどの恐るべき力の持ち主。
外見は穏やかな雰囲気の美貌の青年。頭部に二本の角があり、黒い毛皮のコートと帽子を身に着けている。英語混じりの妙な口調で話す。
ゴウメイ、コクテン、グレイとは生前からの仲間。彼らと自分自身を救うため、真霧を殺した際に能力の反動で死亡、パラノイドサーカス誕生のきっかけを作り、アニマとなった。
その出自から人間に対する憎悪は誰よりも深く、心から人間の根絶を望んでいる。そのために『無縁断世』姫乃の力をつけ狙った。
8ヵ月後の番外編においては、経緯は不明であるが仲間達と共にうたかた荘に住みついている。明神の誕生日パーティーの最中、明神に人間と自分達が共存するにはまだまだ課題があると発言する。しかし、明神の「もう少し付き合ってほしい」という言葉を聞き入れ、もうしばらく共存の道を模索することに同意したようだ。
元ネタは悪魔・バフォメット。
ゴウメイ
放電現象を起こす力を持つ猿の妖、CFD
の伝説の生物・『雷猿(らいえん)』の人間願望(アニマ)。
外見は筋骨隆々とした大男。雷を操る起点である二本の触覚を頭部に持つ。
性格は荒々しく乱暴で、とにかく好戦的。事実パラノイドサーカスのメンバーの中で一番「喧嘩」が強いらしい。ただし戦えれば何でも良いというわけではなく、強者同士の真剣勝負に意義を感じ一対一の勝負を拘りとしている。
キヨイ、コクテン、グレイとは生前からの仲間。敵には容赦ないが、仲間思いな面もある。かつてコモンをパラノイドサーカスに勧誘したのは彼である。
コモンを倒したくりっく365
に目をつけ、うたかた荘との決闘・第二回戦で対決。小細工抜きの肉弾戦を繰り広げるが、『白虎の構え』を得た明神との一撃勝負に挑み、力尽きる。敗北を認めてトドメを刺すように促すも、後に控えた脱出作戦のためトバリを維持する触角を破壊されるのみにとどまる。放電能力を失ったため脱出戦の際には前線から離脱していたが、最後にはキヨイらとともに正宗の射撃を受け止めるなど、健在ぶりを見せた。
決戦から8ヵ月後の番外編では、経緯は不明であるが仲間達と共にうたかた荘に住みついている。アズミや明神とも打ち解けているようだ。
元ネタは西遊記の孫悟空。
グレイ
時間の流れを狂わせる力『日経225
』を持つ兎の妖、西洋の伝説の生物『クロックラビット』の人間願望(アニマ)。
長髪に眼鏡をかけた男性の姿をしているが、頭部からウサギの耳が生えている(と言っても俗に言う"ウサ耳"スタイルではなく、ロップイヤーのように長い耳が髪とともに垂れ下がった状態である)。ウサギだけに聴力が高く、垂れ下がった耳を上げれば数10m離れた話し声でも聞き取ることができる。ちなみにキャベツより人参が好き。
キヨイ、ゴウメイ、コクテンとは生前からの仲間。とくにキヨイへの思いは忠誠ではなく「愛」(恋愛感情というよりは親愛、敬愛の類と思われる)であり、キヨイのためなら何をもいとわない。
計算高い性格で、敵の前では常に落ち着きを見せる。その冷静さからうたかた荘との決闘を取り仕切るが、じゃんけんに負けて後から合流してきたコクテンに出番を奪われている。その後の乱戦ではガクと対決、一計を案じられ逃亡を許した。
8ヵ月後の番外編では、経緯は不明であるが仲間達と共にうたかた荘に住みついている。理屈屋同士似たところがあるのか、ガクとコンビで事あるごとに騒動を起こし、うたかた荘の窓を割りつつもそれを認めないなど往生際の悪い一面も見られた。