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不用品回収の限度量
雉ノ葉家の運転手。仕事の外でも車好きな青年であり、「轟」という名字と引っ掛けて「自分から『車』をとったらただの『 宗之助』だ」という冗談をよく口にしていた。
ガクと出会うまでのツキタケの唯一の理解者でもあったはずなのだが、彼こそが「雉ノ葉月武誘拐事件」の首謀者、黒幕である。15年前、借金苦により一家心中を図った家族の生き残りであるというが……。
団地の人間まるまる全てを、しかも現在では霊となったガクを認識できるほどに支配する力を持っているらしい。彼の心情、正体、すべてが謎に包まれたままである。
真霧(まぎり)
珍種動物のコレクターで、動物を実験道具としか見ていない異常者。闇のルートから妖(生前のキヨイ・ゴウメイ・コクテン・グレイ)を入手し、実験を行っていた。彼の虐待によって衰弱し、死を迎えようとしていた仲間たちを救うため、キヨイによって殺害される。
雉ノ葉豪造(きじのは ごうぞう)
ツキタケの父か先祖と思われる、真霧のコレクター仲間。真霧の殺害後、パラノイドサーカスの死骸は彼が引き取った。
その亡骸を貴重な資料として扱ったことがコクテンの怒りに触れ、屋敷もろとも彼女のトバリに狙われることとなる。この事件の顛末は不明。
未練があるためにFX
に留まった魂。人間以外の動物も霊になり、小さな虫や小動物の集合体が一体の霊を作り出す場合もある。未練がなくなると成仏する。
生者からは基本的に見ることも触ることもできないが、霊からは生者を見ることができる。魂の力が高い者は霊を見たり触ることができ、また、生者が生死の狭間に立ち死の世界に近づいたとき、その者の持つ霊感が高ければ霊が見えるようになる。
生者が有し案内屋が利用するエネルギーである剄(ケイ)に対して、魄(ハク)と呼ばれるエネルギーを持ち、そのエネルギーを利用した技を使う者もいる。
霊は陽魂と陰魄とに大別されているが、ガク曰く、陽魂と陰魄に潜在的な能力の違いはなく、未練(想い)の差による「生前の常識への固執の有無」が、生前の常識に捕らわれて魂の力を有効利用できない陽魂と、生前の常識を負の感情によりかなぐり捨てて異質な姿と力を発揮する陰魄に分けさせているとのことであり、ガクは実際にそれを実践している。
陽魂(ようこん)
陽性の想いで現世に留まった魂。全体的に生前の姿や力に近く、気性の穏やかな者が多く、それ故に陰魄に襲われる対象となりやすい。また、陽魂が死後に負の想いに囚われて陰魄となる場合もある。
陰魄(いんはく)
陰性の想いで現世に留まった霊。魂のエネルギーを求め他者を襲う俗に言う悪霊。作られた陰魄というものも存在する(例えばカナゴモリなど)。
陽魂と同じように生者からは触れられないが、陰魄が触りたいと思えば陰魄から生者に触ることができる。そのため陰魄による被害は陽魂のみならず生者に対しても及ぶ。
案内屋(あんないや)
霊に関するエキスパート。陰魄退治や陽魂の保護などを行う(それらの仕事は内容によって仏滅、赤口といった六曜を基にした名前で呼ばれる)。梵術(後述)と呼ばれる術を使う。名称の由来は、昔案内屋に助けてもらった人々が「安寧や」と口にしたからだと言われる。
一般に名跡襲名制に似た襲名を行い、各自自分の師匠の名跡(姓)と本名(名)を合成した名前を名乗っている。案内屋の名跡である姓には「神」という字が含まれ、そのまま案内屋の最も得意とする属性(明神=空、神吹=風、火神楽=火、日経225
を表す。
梵術(ぼんじゅつ)
案内屋が使う対霊戦闘術。頸と呼ばれる魂の力を使う必要があるため、案内屋やその素質を持った魂の強い者しか使えない。
世を構成する“五大”空(キャ)・風(カ)・火(ラ)・水(バ)・地(ア)の力を梵字の力を用いて利用し、剄を術に昇華させる。各案内屋にはそれぞれの素質により得意とする属性があるが、他の属性の梵術を使用することも可能。ただし、専門以外の梵術の効果などは専門としている者よりも劣る。
大抵の案内屋(もしくは梵術使い)は、黄布(梵字の書かれた黄色い布)を使い、剄の操作を補助して梵術を使う。
梵痕(サン=スティグマ)
五大の属性毎に存在する、剄の操作技術を飛躍的に向上させる「高出力剄回路」。案内屋の中でも一部の者だけが持ち、陰魄たちには脅威として認識されている。案内屋の体表面にそれぞれの属性に対応した梵字として表れるが、そのサイズがそのまま所有者の潜在能力の大きさを表している(明神の『空の梵痕(キャのサン=スティグマ)』は右腕全体を覆うほど大きい)。また、慣れないうちには肉体に対しある程度の反動を伴う。
人間願望(アニマ)
人間社会の飛躍的な発展によって、近年になって現れ始めた人間への憧れ、妬みにから力を得た動物の魂からなる陰魄。 その姿は動物的な部分こそ残っているものの共通して人型に近く、人間のように二足歩行、人語を解する(喋れないものはいる)。語源はラテン語のアニマ。
人間に替わって世の中を支配することを望む。個々の未練、目的、個性などさまざまな要因で集団行動を苦手としてきた従来の陰魄と異なり、共通の理想を持つがゆえに力と知恵をつけるほど集団・組織的に動くようになっていった。
無縁断世(むえんだんせ)
突然変異の霊能力者。数世代に外国為替
しか現れることはない。霊魂の力を増幅し、創り変える力を持ち、この世に現われれば死の理が世を蹂躙するといわれる。
その力の危険さゆえに常に陰魄に狙われるため、自害するか、「牢」(活岩の鯨と呼ばれる巨大な陽仙の魂内)に入って一生を送るかの選択をせねばならない、過酷な宿命を負う。
その霊力は16歳を境に発現すると言われている。
妖(あやかし)
「生命ある時から高い霊威を持つ」動物のこと。案内屋などの霊能力者を「人の中の異端」とすれば、「獣の中の異端」とでも呼ぶべき存在。何かしらの身体特徴や特殊能力を持っており、裏の世界では人間たちに珍種として高値で取引されている。
パラノイドサーカス
桶川雪乃を強奪し、彼女の力によって莫大な力を得た陰魄グループ。かつて案内屋軍団と熾烈な争奪戦を繰り広げた。
創設メンバーはキヨイ・ゴウメイ・外国為替証拠金取引
ン。後にミズチが加入し、一時的にだがコモンも在籍していた。こだわりがあるのかは不明だが、妖のアニマのみがメンバーで確認されている。
名前はキヨイによって名付けられた。
基本的に案内屋の能力はそれぞれ自分の性質に適した種類の術を習得・鍛錬し使用するが、他の種類の術も習得可能(ただし威力は自分の専門には劣る)。地(ア)の梵術は作中に使用者が登場していないため、詳細は不明。
『みかにハラスメント』は、水兵ききによる漫画作品。「ガンガンパワード」(スクウェア・エニックス)2004年夏号で読み切り作品として掲載。1980年代の「月刊少年マガジン」や「月刊少年ジャンプ」を彷彿とさせつつも斬新な切り口のエッチな表現が受け、同年の秋号・冬号で第2話・第3話が描かれた。
2005年3月に発売された単行本は口コミで評判が広まり、Amazon.co.jpでランキング1位を獲得したのを始め売り切れが続出。2005年12月にはフロンティアワークスよりドラマCDが発売された。
また、水兵きき公式サイトでウェブコミックとして続編の短編読み切り『みかハラNEXT』、『みかハラOPEN』が公開されている。
北川みかは普通の女の子だが、姉・羽月の珍発明でいつもエッチな騒動に巻き込まれてしまう。
主人公。漫画のタイトルに違わず、毎度毎度エロい目に遭わされる。「犬のせかい」で暴露されたが、上から85・58・85という凄まじいスタイルを誇る。体の一部が麻雀牌の白板。
この漫画の全ての騒動の元凶(「子供のせかい」は間接的にだが)であるマッドサイエンティスト。
とにかく享楽的で自分勝手な性格だが、実は隠れM。
南龍彦(みなみ たつひこ)
みかの幼馴染で、この漫画の唯一の良心(?)と言える少年。
日吉咲ココア(ひよしざき ここあ)
声 - 綱掛裕美
「子供のせかい」で登場したちびっ子天才発明家。6歳にしてメイドロボット「深雲」を開発し、秋葉原で神と崇められている。表向きには無邪気な少女を装っているが、実際は深雲を従えて羽月の研究所を襲撃したり、完全な私怨でみかをヒドイ目に遭わせたりと、言ってみれば羽月と同類。